◆りんごの王さま「サンふじ」
甘み ★★★★★
酸味 ★★☆☆☆
5キロ・・・9〜20玉
10キロ・・・18〜40玉
※2024年は夏の極端な少雨・多雨、全国的に広がるカメムシ害、10月いっぱい続いた猛暑により、りんごにとっても大変くるしい年となりました。
猛暑が続き、皮が硬くなってしまったところに大雨が降り、実がぱっくりと割れてしまうものがたくさん。
こんなに実が割れたことは今までにありません。
割れてしまったりんごは廃棄するほかなく、たくさん収穫したものの、良品は2割にも満たないほど。
特にサンふじは被害が大きく、割れてしまったもののほかに、赤く色づかないもの、果皮がガサガサになってしまうもの、果皮のひび割れ、日焼けなどが多くあります。
お送りするりんごは、少々見劣りするものもあるかと思いますが、何とぞご了承くださいますようお願いいたします。
※猛暑により木や枝が疲れてしまい、実のなる場所によっては蜜があまり入らないりんごもあります。
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サンふじは、この時期一番おいしいくだもの、と言っても過言ではありません。
(みかん派の方、ごめんなさい。)
特に、11月末から1月末くらい、日本中が冬の空気でいっぱいになるこの時期、「ふじ」のおいしさは群を抜いています。
サンふじは、コクのある甘みとほどよい酸味のバランスがとてもよく、味わい深いのが特徴で、香りも良く、シャキッとした肉質に果汁も多く、不動の人気品種です。
袋かけをせず、陽の光をたっぷり浴びて育ったものを「サンふじ」と言います。
ひと昔前までは、りんごの色づきをよくするために、6月にりんごひとつひとつに袋をかけ、秋になると一斉に袋をはずし、パッとりんごを赤く染めるのが主流でした。(厳密には、2重の袋を使い、1週間差で2回袋外しをしていました。その手間たるや・・・)
ただ、やはり自然のもの。お日さまをさんさんとたっぷり浴びたほうが、栄養もたっぷり、おいしいに決まっています。
今は全国で、袋かけをしない「無袋栽培」が多くなっています。
りんごは食べるととても冷たく感じますが、実は!!体を温めてくれるくだものです。
りんごの皮に多く含まれる「りんごポリフェノール」は、強い抗酸化力を持ち、活性酸素の除去、血流改善、美白効果、アレルギーの抑制など、うれしい働きがたくさんです。
*ふじは貯蔵性も高く、密封して低温貯蔵すれば、春まではおいしく食べることができます。
*収穫したては蜜が入っている実も、時間とともに実に吸収されていきます。
*蜜入りがいい品種でも、その年の気候、日の当たりぐあい、実のなる位置、木の性質などにより、蜜が入らない実もございます。
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りんごがだんだんと柔らかくなってきたら、ぜひジュース、お菓子、お料理に。
🍎とろとろりんご
皮ごと小さく切って、そのままことこと。ヨーグルトに入れたり、アイスに添えたり、ホットケーキやカップケーキに混ぜたり。
🍎りんごジャム
とろとろりんごをもう少し煮詰めて、お好みで甘みやレモン、スパイスを。
🍎かんたんりんごピザ
とろとろりんごを、餃子の皮に乗せてトースターで焼くだけ。
とろけるチーズをのせて、はちみつをちょっとかけても。
🍎かんたんアップルパイ
冷凍パイシートに、薄切りりんごをのせて、ちぎったバターをところどころにのせて、オーブンで焼くだけ。
🍎りんごフレンチトースト
卵液に、すりおろしりんごをたっぷり入れて。
🍎上田オリジナル 焼き鳥・焼き肉のたれ(美味だれ)
お酒、お醤油を煮立て、すりおろししょうが、すりおろしにんにく、すりおろしりんごをそれぞれたっぷり。
少し煮詰める。ぜひ一度お試しを!